私達ダイナミックセンシンググループは、1990年代初頭より動力学に基づいた質量計測、運動計測の開発に携わって参りました。動力学ロードセンサ(DLS:一次元)のプロトタイプの完成以降、センサ自体の完成度を高めると共に、動力学運動センサ(DMS)の開発、DLS、DMS、センサの種々の用途への開発をして参りました。そして現在では、三次元DLS,同DMSを完成させただけでなく、これらのセンサの連携による種々の用途でのセンシング並びに動的クリンプモニタ(DCM)、粉体塗装システム用計量システム、ごみ収集中計測システム、動的電子ばかり、さらに別途開発済の組合せ理論との連携による動的組合せシステム(DKS)等々、これまで産業界において必要とされながらもセンシング技術の未熟さゆえに存在しえなかった種々の機器、システムを完成させるに至りました。
私達は、北欧の技術大国スウェーデンにおける最大の技術展Stockholm Technical FairへのDLS,DMS,DKSの出展、または世界最大級の技術展であるHannover Messe(ドイツ)へのDLS,DMS動的ばかりの出展で得た知見により、DLS等において具現化した私達の技術思想が21世紀における計測技術の事実上の標準になり得ると確信するに至りました。
私達ダイナミックセンシンググループは欧州のビジネス拠点として大学都市であるスウェーデンのウプサラ市にSSDAB社を設立いたしました。独自に開発したDLS,DMS,DKSを基礎に、日本から世界に羽ばたく所存であります。